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株式会社コンフィックでは、法令や条例の立法作業(法制執務)を支援するシステムやツール開発を行っております。
法令には現在、法令名(題名)がついているのが普通ですが、古い法令には題名のない法令があります。
元々は、昭和○年法律第○号といった法令番号だけでその法令を特定していたのですが、法令番号だけでは法令の内容がわからないため、公布文に「○○に関する件」と内容を記載した件名を記していました。
現在でも有効な法令でも題名がない法令は多く存在します。
・明治六年太政官布告第六十五号(絞罪器械図式)
・昭和三年勅令第百八十八号(大礼記念章制定ノ件)
なども現在有効な題名のない法令です。
上記各法令は、e-Gov法令検索にて公開されておりますが、法令番号だけではわからないため、法令番号の後に括弧書きでその法令内容を示しています。
近年では題名をつけることが原則となりましたが、その法令題名は略称名(通称名)があるものも多くあります。
・民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律
略称→「e-文書法」
・酒に酔つて公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律
略称→「トラ退治法」
題名が無くさらに略称で呼ばれているパターンもあります。
・昭和二十二年法律第五十四号(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)
略称→「独禁法」
これらの略称名は、e-Gov法令検索 登録略称法令名一覧にて公開されていますので、ご興味のある方はご参照ください。
株式会社コンフィックでは、これら法令データを効率良く取り扱うことを可能とする、e-Legislation(電子化法制執務)の研究開発に取り組んでおります。
今後様々なツールをご提供する予定です。ご期待ください。
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