「みなす」と「推定する」


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東京都立川市のシステム開発会社 株式会社コンフィック


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株式会社コンフィックでは、法令や例規の立法作業(法制執務)を軽減する各種システムやツール開発を行っております。

法令用語の定義については、明確に用法が定められています。
いくつかの例をこのブログでもご紹介してきましたが、今日は「みなす」と「推定する」です。

例解立法技術 (元法制局長官 林修三 著 学陽書房 昭和30年4月発行)には、以下のように解説がされています。

「推定する」は、当事者間に特別の取り決めの無い場合あるいは反証のあがらない場合は、ある事実において法令が自ら一応こうであるだろうという判断を下す場合に用いられる。したがつて、当事者間に反対の取りきめがあつたり、反対の証拠が明らかにされる場合は、これに基いて判断されることになる。
「みなす」は、本来ちがうものを、法令がこういうものだと法令上認定してしまうことであつて、当事者間の約束があつたり、反証があつてもくつがえせないことになる。

法令でこれらの用語がどのように使い分けをされているかを確認する場合には、e-Gov法令検索にて用語検索をして確認することができます。

株式会社コンフィックでは、法令用語の使い分けを確認する検索システムや、法令用語のチェックツールなどを開発しています。法制執務業務の負荷を軽減する各種ツールやシステムをご提供しておりますので、お気軽に株式会社コンフィックまでお問合せください。

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